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家づくりコンセプト
1.日々の暮らしを大切に
旅行やキャンプに行くのも楽しいけれど、やっぱり我が家が一番と感じられる家を設計したいと考えています。家はそこに住む人の人生を型作ると言っても過言ではありません。ただ住むだけの家を設計するのではなく、その中でどれだけ彩りに溢れた暮らしが育まれるかをイメージしながら設計します。毎日同じ家に住みながらも、四季の移ろいや天候の変化により日々発見がある家が良いだと考えています。
2.その場所に建つことをしっかり考える
建築は一度その場所に建てると、後で簡単に移動することはできません。その場所の特性や地域性を考慮することは、間どりと同じくらい重要なポイントです。方角だけではなく、陽の差し込み方・風の流れ・隣家の位置や距離・近隣の抜け・借景の可否・・・様々な要素が間どりに影響を与えます。南向き信仰の型にはまったプランを敷地に当てはめるのではなく、その敷地ならではの家づくりをしましょう。
3.美しい屋根のある家
夏の日差しが強いとき、木陰に入りたくなりませんか？ 雨が降ったらどうしますか？
軒をしっかり出すことは木陰に入ったり傘を差すのと同じこと、家の耐久性に繋がるとても大切なことです。昔ながらの瓦屋根の美しさ、洗練されたガルバリウムの屋根など素材は色々ありますが、しっかり軒の出た美しい屋根を持つ家をおすすめします。
4.佇まいのある家
奇異をてらったデザインありきの家には興味がありません。かと言って、街並みに埋没するのもハウスメーカーの家みたいで面白くない。よくよく見てみると、ちょっと懐かしいとか、あれ 何だか可愛いとか・・・ちょっと○○な「佇まい」のある家が望ましいと思います。
5.やさしい建築を
住む人にも、作る人にも、考える人にも、周辺環境にも、地球にも、お財布にも・・・その建築に関わるすべてのヒトやモノやコトにとって「やさしい」状況を作りたいと常々考えています。独りよがりになることなく 皆で知恵を出し合い、少しでも良い建築になるのを目標に、一緒に楽しんでいきましょう！
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