小郡の古民家
築250年を超え、昔ながらの田の字プランを持つ古民家の改修です。
既に何度も改修が重ねられており、屋根は瓦屋根に葺き替えられ、内部は新建材によって包まれ昔は見えていた梁組が隠れている状況でした。
リタイヤ直後のご夫婦は、自分たちの暮らしにぴったりな家と、以前のように梁を眺める生活を望まれていました。
元々の高い階高を利用し、新規の間仕切り壁は既存の力強い梁の下までに留め、その上部は全て繋がり、家のどこにいても家族の気配を感じることができます。
また屋根裏の野地板(ブルーグレーの部分)は熱を反射する特殊な塗料を施し、蓄熱暖房で家全体を暖めることを可能としています。
- 所在地:山口県山口市
- 竣工年:2014.10
- 床面積:114㎡(34坪)
- 撮影 :相良友也








