もりた住機設備
大川市で江戸時代から続く老舗の設備会社の社屋建替えプロジェクト。沢山の機能(筑後地方に特有の水路に面したオープンな待合い、建具の開閉でオープンにもクローズにもできる打合せ室、15名程度が働ける広さを持った事務所、多用途に使うことができる広い多目的室)を1件の住宅と見立てて計画しました。水路側に設けたテラスを覆う大きな勾配屋根、多目的室に繋がるルーフバルコニーを囲ったBOX、家を連想させる切り妻屋根、と大きなヴォリュームを分節することで圧迫感を抑えています。
内装には自然素材(地元の杉・檜、珪藻土)を多用し、建具や家具は地元の職人に腕を振るってもらい、事務所然とならないようにしています。
- 所在地:福岡県大川市
- 竣工年:2018.04
- 床面積:273㎡(82坪)
- 写真 :針金 洋介











